yokando22023年12月2日2 分カール・ヒルティスイスの法学者カール・ヒルティ(1833-1909年)は、眠れない夜があっても、悩む必要はなく、それこそ神と一体になる絶好の機会ではないか、と考えた。そこで、眠れぬ夜に、神のことを考えるきっかけになる手軽な本ということで、「眠れぬ夜のために・第一部&第二部」を書いた。1月1...
yokando22023年12月1日3 分アレキシス・カレルフランス生まれの生理学・医学のノーベル賞学者アレキシス・カレル(1873-1944年)はアメリカのロックフェラー研究所で野口英雄ともいっしょになったことがある。彼が、昭和10年ころに執筆した「人間・この未知なるもの」は、世界的ベストセラーになり、日本でも桜沢如一の訳で広く読...
yokando22023年11月30日2 分エックハルト「一者」を説いたプロチノスの死後およそ千年、ドイツの地にエックハルト(1260?-1328年)が生まれ、実際に「一者」と合一する「離脱」を説く。プロチノスの「一者」は神以上のものだが、エックハルトの「一者」は神そのものである。神以上なのか、神そのものなのかは、さほど問題でな...
yokando22023年11月29日2 分プロチノス「すべての存在は、一つであることによって存在なのである。」 そして、 「健康も、その肉体が綜合的に一つに秩序づけられているところに成り立つ。」 とプロチノス(205?-270年)は言う。しかし、存在も、肉体も、精神も、知性も、真の一つではない。万有が一つでないように、存在、...