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西田幾多郎
西田幾多郎(1870-1945年)は、哲学者である。私も若い頃、何度も『善の研究』を読んだ。何度読んでも、全く理解できず、ちんぷんかんぷんだった。だから、余計にあこがれた。そして、若い身空で、彼の出生の地、石川県の宇野気までいったり、お墓のある鎌倉の東慶寺や京都の霊雲院まで...
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2022年9月10日読了時間: 2分
黄帝内経太素29-4 脹論
脈が寸口に応じるに、大・堅・濇であるのを脹と為す。 陰は蔵であり陽は府であることから、府蔵の脹だと分かる。そもそも、気が人に脹を起こす場合、血脈の中か蔵府の内に在る。脹は皆府蔵の外に在って、蔵府を押し開いて胸脇と皮膚を拡げる。命じて脹と曰う。...
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2022年6月18日読了時間: 4分
万病回春
『万病回春』は明代の医者・龔廷賢(きょうていけん)の代表作で、1587年の著作である。 本書は全八巻で、第一巻では万金一統述の題で概括的に天地人を論じ、陰陽五行、臓腑功能、主病脉証等の基礎理論、次に薬性歌、諸病主薬、形体、臓腑、經脉等の総論を述べている。第ニ巻より第八巻まで...
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2022年2月15日読了時間: 10分


一口メモ《08》 生活習慣病対策の灸
■ がんをお灸で治そう 平成医療学園の上野章先生は、鍼灸で治らない病気はない、というのが口癖です。がんも治されています。「がんは腎だ」と先生は言われます。すなわち、先天の気を主っている腎の異常によるものだということです。先生お勧めのツボが腰の腎兪と足踝の下の照海です。癌の周...
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2022年2月14日読了時間: 2分


一口メモ《07》 子供の灸
いたずらっ子にお灸をすえる ■ 疳の虫にチリゲのやいと 子供は小さいころは、やたら金切り声をあげて騒ぐことがあります。これは疳の虫といいますが、昔は、熱いやいと(お灸のことを「やいと」という)をすえて、おしおきみたいにしていたようですが、実は、お灸には子供の高ぶった心を落ち...
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2022年2月13日読了時間: 2分


一口メモ《06》 産婦人科の灸
■ 不妊症には中極と三陰交 妊娠を望んでもなかなか授からないときがあります。このようなときは、恥骨のすぐ上にある中極と両足の内踝から指4本分上にある三陰交のお灸がお勧めです。 不妊症の方の多くは下腹部に冷えが認められます。冷えを解消するのに中極や三陰交のお灸が有効です。...
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2022年2月12日読了時間: 1分


一口メモ《05》 長寿の灸
■ 足三里の灸で長寿を達成された人たち 三河の百姓満平は、寛政8年に194歳で、妻173歳、子153歳、孫105歳、曾孫以下なお百歳に満ないもの多くあった。その健康法は、家族みんなで月初めの8日間だけ、足の三里にお灸をしていた。~滝沢馬琴「玄同放言」から...
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2022年2月11日読了時間: 2分
黄帝内経太素5-4 十二水
Ø 経脈十二は、外では十二経水に合し、内では五蔵六府に属す。経水は水を受けて行(めぐ)らし、五蔵は神気・魂魄を合して蔵し、六府は穀を受けて行らし、気を受けて揚げ、経脈は血を受けて営する。 Ø 足太陽は外では清水に合し、内では膀胱に属す。 Ø ...
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2022年2月6日読了時間: 2分


一口メモ《04》 健康増進法
■ 健康的な日常生活を送る5原則 1)禁煙 2)お酒はたしなむ程度 3)控えめな食事 4)適度な運動 5)心の底から笑うこと さらに健康を増進するためには、次がおすすめです。 毎日寝る前に行う「内観の秘訣」 毎食のマクロビオティックな「正しい食事」...
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2022年1月31日読了時間: 2分


一口メモ《03》 ツボ指圧
■ 家庭でできるツボ指圧法を紹介します ここに紹介するツボは、洋漢堂の鍼灸治療でもよく使うツボです。家庭でのお灸やハリはむずかしいので、自分の指でそれぞれのツボを5秒間5回ずつやや強めにゆっくり指圧してください。効果が出ます。押し過ぎには注意してください。 ■...
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2022年1月29日読了時間: 1分
黄帝内経太素2-4 調食
胃は五臓六腑の海。水穀はみな胃に入り、五臓六腑はみな胃よりこれを稟(う)ける。酸・苦・甘・辛・鹹の五味はそれぞれ好むところに行く。穀が胃に入ると、その精微である営気と衛気は胃の両焦から出ていく。糟粕となったものは屎尿として下り、行(めぐ)ることなく胸中に積もったものは気海を...
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2022年1月29日読了時間: 3分


一口メモ《02》 経絡治療
■ 洋漢堂では経絡の変動を調整する治療を行います ・ 痛いところにお灸や鍼をするだけでも痛みは軽減しますが、 経絡の変動を調整することによって効果が増し、持続します。 ・ 訴えのある症状と体質に基づく治療を行います。 ・ ...
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2022年1月28日読了時間: 1分
厳君平
漢書七二本傳から 厳君平(げんくんぺい、名は遵)、城市に占筮を業とし、 日に数人を観るだけで、毎に卦詞によって人に忠孝を教へ、 日に何がしか生計の料を得れば店をたたんで簾を下し、老子を読んだ。
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2021年11月22日読了時間: 1分
洋漢堂新たに開設しました
「お灸とハリの洋漢堂」は、2021年(令和3年)11月18日、福岡市中央区六本松にて新たに開設し、本日(11月22日)保健所の立ち入り検査も無事終了しました。これからご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
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2021年11月22日読了時間: 1分
針灸の医学
昭和31年に発行された創元医学新書の『針灸の医学』は、医学博士長浜善夫先生の著作です。本書では、針灸施術の基本概念である経絡と経穴について、西洋医学でどう説明されるかを、わかりやすく解説してあります。 長浜博士は、鍼灸治療を野蛮な民間療法だとして切り捨てることはせず、なにゆ...
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2019年10月23日読了時間: 6分
基礎中医学
たにぐち書店から1990年に発行された『基礎中医学』は、1986年に南京中医学院教授王新華先生の執筆された『中医基礎理論』の日本語訳で、訳者は鍼灸師の川合重孝先生です。 私は、川合先生とは、10年ほど前、京都のとある診療所で開かれていた東洋医学の勉強会でご一緒した仲です。こ...
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2019年9月30日読了時間: 4分
難経
鍼灸術の代表的古典といえば、黄帝内経の『素問』、『霊枢』に『難経』を加えた三冊でしょう。 『難経』は後漢以降でかつ張仲景の『傷寒雑病論』成立以前に書かれた中国古典医学の書で、著者は不明です。多岐にわたる黄帝内経の内容を脈診と鍼術にしぼって、第一難から第八十一難までの81の項...
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2019年9月29日読了時間: 4分
備急千金要方
孫思邈(581年-682年)は唐代の医者で、100歳を超える長寿をたもち、『備急千金要方』30巻、『千金翼方』30巻などの著名な著作があります。 『備急千金要方』は中国古典医学の専門書で、薬方の理論と処方について多くが語られています。鍼灸についても1割程度の記述があります。...
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2019年9月23日読了時間: 3分
鍼灸甲乙経
『鍼灸甲乙経』は、256年頃に、中国の皇甫謐(こうほひつ)によって書かれた鍼灸臨床の古典です。『鍼灸甲乙経』以前には『明堂』という鍼灸臨床の書があったのですが、今は散逸して残っていませんので、この『鍼灸甲乙経』は非常に貴重です。...
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2019年9月21日読了時間: 3分
原志免太郎
明治・大正・昭和・平成を生きた原志免太郎(1882-1991年)は、当時不治の病とされた結核の予防や治療にお灸が効果あることを立証して、日本を世界一の健康国にすべく「三里の灸」による養生法を強く推し進めた。また、自らも足の三里に毎日お灸をして、104歳まで医師として活躍し、...
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2019年9月21日読了時間: 1分
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