■ 不妊症には中極と三陰交
妊娠を望んでもなかなか授からないときがあります。このようなときは、恥骨のすぐ上にある中極と両足の内踝から指4本分上にある三陰交のお灸がお勧めです。
不妊症の方の多くは下腹部に冷えが認められます。冷えを解消するのに中極や三陰交のお灸が有効です。
赤ちゃんの居心地のいい子宮にして、赤ちゃんがやって来るときのための準備を整えておきましょう。
■ 妊娠ライフに三陰交のお灸
妊娠して安定期に入ったら、左右の三陰交に毎日お灸をします。お灸による妊娠ライフで元気な赤ちゃんを産みましょう。
いざ出産のとき、なかなか生まれないときには、三陰交にお灸をするとすんなり生まれてきます。 また、冷え性や月経不順や更年期障害にも効果があります。三陰交のお灸は女性疾患に欠かせないアイテムですね。
■ 膻中のお灸で赤ちゃんの喜ぶお乳
産後にお乳の出の悪いときや、乳腺炎でお乳が痛いときには、
両乳首の真ん中にある膻中のお灸は効果的です。
赤ちゃんの大好きな良質のお乳が出るようになります。
つわりで気分がすぐれないときにも、膻中のお灸で収まります。