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一口メモ《08》 生活習慣病対策の灸

  • yokando2
  • 2022年2月14日
  • 読了時間: 2分

■ がんをお灸で治そう


平成医療学園の上野章先生は、鍼灸で治らない病気はない、というのが口癖です。がんも治されています。「がんは腎だ」と先生は言われます。すなわち、先天の気を主っている腎の異常によるものだということです。先生お勧めのツボが腰の腎兪と足踝の下の照海です。癌の周囲へのお灸に、この腎兪か照海へのお灸を加えます。腎兪と照海は冷え症にも効果的です。



■ 便秘はへそ灸で改善する


西洋医学では、がんの治療として手術と抗がん剤投与が主に行われていますが、治療中に患者さんが一番つらいのは、痛みや脱毛もさることながら、便秘だといいます。便秘解消に効果的なのがへそに生姜を乗せてすえるお灸です。





■ 糖尿病の進行をお灸でくいとめる


糖尿病は、生活習慣などによって血管がぼろぼろになる病気で、ほっておくと失明したり、足が壊死したり、最悪脳卒中で命をなくすこともあります。糖尿病の予防もしくは悪化防止には正しい食事をすることも大事ですが、お灸によって免疫力をつけることも効果があります。昭和の名灸師、深谷伊三郎先生は背部の真ん中にある中枢と脊中への多壮灸を推奨されています。





■ 脳卒中はお灸で防ぐ


脳卒中では、一命をとりとめても、大脳の一部が壊れて、片麻痺や言語障害などの後遺症が残ります。これらの症状を改善したり、再発を防止したりするために、手のひらの真ん中にある労宮にお灸をしましょう。



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