一口メモ《05》 長寿の灸
- yokando2
- 2022年2月11日
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■ 足三里の灸で長寿を達成された人たち
三河の百姓満平は、寛政8年に194歳で、妻173歳、子153歳、孫105歳、曾孫以下なお百歳に満ないもの多くあった。その健康法は、家族みんなで月初めの8日間だけ、足の三里にお灸をしていた。~滝沢馬琴「玄同放言」から
また、福岡の医師であった原志免太郎は、当時は不治の病とされた結核の予防や治療にお灸が効果あることを立証して、「三里の灸」による養生法を強く推し進めました。自らも、足の三里に毎日お灸をすえて、104歳まで医師として活躍し、108歳の長寿を全うしました。
■ 足三里の灸の効果の証拠

胃のレントゲン写真には、足三里にお灸をすると、
胃が活発に活動する様子が映ります。胃腸の働き
を活発にして、健康増進に役立っているのです。
■ 生姜灸の作り方
通常のお灸は、もぐさを米粒ぐらいの大きさにまるめて、皮膚に直接置いて線香で火をつけるのですが、瘢痕が残ります。家庭では瘢痕の残らない生姜灸をお勧めします。せんねん灸やカミヤミニでも結構です。

① 生姜を5㎜程度の厚さに切ります。
② 小指大に丸めたもぐさを乗せます。
③ ツボの場所に置いて火をつけます。
④ 煙が消える頃から熱くなってきます。
⑤ すご~く熱くなってきたらズラしましょう。
5分ほどで熱感がなくなったら終了です。
使い終わった生姜は水につけて保存し次回使うことも可能です。
ただし、もぐさの燃えカスは火事にならないように気を付けてください。
簡単でしょう。
これを毎日続けるようにします。
面倒くさがりの人は曜日を決めて週に1回行なったらどうでしょうか。
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