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矢内原忠雄

  • yokando2
  • 2023年9月16日
  • 読了時間: 1分

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クリスチャンの鍼の師匠から矢内原忠雄(1893-1961年)の自伝をお借りして読んだ。同僚が、「その人ってどんな人なのですか」と聞くので、「無教会主義の内村鑑三の弟子ですよ」と答えると、「内村鑑三は知りません」と言う。「え~、それじゃ東洋のルソーと呼ばれた中江兆民は知っていますか」と尋ねると、「その人も知りません」と答えが返ってきた。嗚呼、明治は遠くなりにけり、である。「余は如何にして基督信徒となりし乎」も「後世への最大遺物」も「三酔人経論問答」も「一年有半」も、今は読む人が少なくなっていて、読もうにも言葉が古く、現代語訳が必要になっているようだ。

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