top of page

墨西奇譚13

yokando2
7月11日
読了時間: 1分

きょう、昼前、一人のおっさんが私に話しかけて来た。私と同じくらいの歳の人で、いつもは、不案内な参拝者を見つけては案内を買って出ている人だ。きょうは私にこんな話をしてくれた。

 

自分は近所の都営住宅に住む。近所には足の不自由な人がいて、ここの大根を届けてあげると喜ばれるので、雨の日以外は毎日来ている。ここのご利益はすごいね。昔、年の頃35歳くらいの男性が杖をしてびっこひきながら参詣に来た。その人の話を聞くと、自分は足腰が悪く、長い間医者に通っているが、なかなか良くならない。そこで、その医者が、この寺を紹介し、願いが叶うので有名なところだから、試しに行ってみてはどうか、と話してくれたそうだ(医者が神頼みを奨励するとは驚きだ?!)。それで、遠く横浜からやって来たとのこと。この男性、柔軟で素直な人らしく、いつも大根をお供えし、帰りにはお下がり大根を持ち帰り、自宅で食していたという。その後、おっさんは何度かこの男性と、この寺で会ったが、しばらくすると杖なしで歩いて来れるようになり、二人で喜び合ったそうだ。

 

このおっさんも、大根をよく食べる。胃腸を浄化し、がんにかかりにくい環境を作るからだという。大根の体内の毒の浄化力、聖天様の心の中の毒の浄化力、ともにすごい威力である。

 
 
 

最新記事

すべて表示
墨西奇譚18

きょうは、いろいろな方から声を掛けられ、お話した。 すこしびっこをひいた小柄の男性お年寄り; 「あなたいいね。いつも笑顔で。もう一人の若い方は失礼な奴だね。私が拝殿の大根をとって本殿に持っていってあげようとしたら、“とるんじゃない”と大声を上げた。私が、盗もうとしたと思ったらしいね。そこで、口論となったんだ。すると、本殿から人が来てね、納めてくれたよ。しかし、あなたみたいにいつも笑顔で受け答え

 
 
 
墨西奇譚17

先日(10月7日)、二人の女性から話しかけられた。 二人とも50歳くらいのおばさん。一人は駐車場で話しかけられた。この寺を訪れるのは初めてで、お下がり大根をいただきたかったけど、すでに配布終了だったので残念、次はいつ配布されますか、と訊かれた。私がお昼前後になるのじゃないかな、と答えると、そんなに待てない、残念だわ、とおっしゃった。私は、その場を離れて持ち場へ帰った。 すこし思案して、本殿

 
 
 
墨西奇譚16

きょう(10月3日)、60歳のクリスチャンのおっちゃんから話しかけられた。 母親が本堂に入ってお祈りしているのを待っていると言う。自分はお願いをしてもちっとも願いが叶わない、とおっしゃる。だが、自分の友達はあっという間に願いが叶ったそうだ。 「自分の友達もクリスチャンだが、30歳から30年間、ずっと結婚できないでいたので、私が聖天様を紹介したら、祈祷をお願いして1カ月もたたないうちに理想の

 
 
 

コメント


©2019 by お灸とハリの洋漢堂。Wix.com で作成されました。

bottom of page