top of page
  • yokando2

国東半島六郷満山の旅


国東半島六郷満山の旅


2022年8月21日から22日、一泊二日で国東半島を車で巡った。


福岡市内から車で一般道を通ってもおよそ3時間で着く。早朝に自宅を出、10時40分に国東半島のほぼ中央にある梅園の里に着いた。ここで、三浦梅園の資料館、旧宅、墓所を見て、午後から六郷満山の霊場巡りを始めた。


国東半島は、最高峰の両子山(721m)から放射状に伸びる谷筋に沿って、武蔵、来縄、国東、田染、安岐、伊美の6つの郷が開け、六郷と呼ばれていた。この六郷に、奈良時代以降、神仏習合の山岳仏教文化が開けていて、その神社群は、学問をするための本山、修行をするための中山、布教をするための末山の3群に分けられ、合わせて満山と呼ばれていた。伝説では、宇佐八幡神の化身とされる仁聞菩薩が宇佐国東の地に今をさかのぼること約1300年前に神仏習合の原点となる山岳宗教「六郷満山」を開いたとされる。


令和の今、六郷満山には、1番宇佐神宮から31番両子寺まで31の霊場がある。私は、31番の両子寺から逆順で巡り始めた。初日は、16番清浄光寺で日没となり、近くの駐車スペースで車中に泊まった。実はテントを持参していたのだが、テントの中は夜でも熱気が充満して眠るどころではない。そこで、狭い車中で、時々エンジンをふかしてエアコンを入れながら寝た。


翌日は6時に起きて、15番実相院から3番報恩寺まで午前中に巡り(7番願成就寺を除く)、昼、食堂でうどん定食を食べ、午後、2番宇佐宮弥勒寺と1番宇佐神宮を巡り、旅を終えた。福岡には夕方5時頃着いたが、前日満タンにしたガソリンはほぼ使い切り、GoogleMapでがんばってくれたスマホの電源は、帰りの八木山バイパスを下りたところで電池切れとなった。


三浦梅園旧宅


両子寺


神宮寺


川中不動


熊野磨崖仏


宇佐神宮


【六郷満山31霊場巡り】第1番宇佐神宮・第2番宇佐宮 弥勒寺・第3番応利山 報恩寺・第4番富貴寺・第5番傳乗寺 真木大堂・第6番胎蔵寺・第7番願成就寺・第8番長安寺・第9番天念寺・第10番妙覚寺・第11番應暦寺・第12番椿光寺・第13番無動寺・第14番霊仙寺・第15番実相院・第16番清浄光寺・第17番千燈寺・第18番岩戸寺・第19番長慶寺・第20番大聖寺・第21番文殊仙寺・第22番成佛寺・第23番泉福寺・第24番興導寺・第25番神宮寺・第26番行入寺・第27番丸小野寺・第28番金剛山 報恩寺・第29番寶命寺・第30番瑠璃光寺・第31番両子寺


閲覧数:5回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page