ボブ・マーリー
- yokando2
- 2023年12月12日
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1980年12月にジョン・レノンが40歳で凶弾に倒れた翌年、1981年5月、レゲーミュージシャン、ボブ・マーリー(1945—1980)が36歳という若さで脳腫瘍というガンに倒れた。両者は生まれ育った環境は大きく異なるが、ともにミュージシャンとして「反乱と平和」を歌い、奇しくも同じ異郷の地であるアメリカで没している。
ボブ・マーリーの生地ジャマイカは、1494年イタリア人コロンブスによって発見されたカリブ海に浮かぶ小さな島国で、今は英連邦王国の一つである。ボブ・マーリーは英国人の父とジャマイカ人で黒人の母の間に生まれた混血で、その血が彼のナイーブで強烈な魅力を産む下地になっているようだ。
彼の代表作、“アイ・ショット・ザ・シェリフ”は、
I shot the sheriff
But I didn’t shoot no deputy
俺は保安官を撃った
だけど法の代行者を撃ったわけではない
という衝撃的な歌詞で始まっているが、彼のもうひとつの代表作、“ワン・ラブ”では、
One love
One heart
Let’s get together and feel alright
ひとつの愛
ひとつの心
みんないっしょに幸せになろう
と、優しく歌い上げている。
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