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難経鉄鑑

  • yokando2
  • 2023年7月29日
  • 読了時間: 1分

「難経鉄鑑」は、1729年、広岡蘇仙の書で、後年、太極治療で有名な澤田健が愛読した書として有名である。この書の独自性は、道教、儒教、仏教の三教から自在に引用し、易の数理を用いて難経を把握した点にある。喩えていうなら、中国から密教を伝授された空海が、日本の風土で独自に解釈して真言密教にまで高めた、というようなものであろうか。


下は、代田文誌が「鍼灸治療基礎学」という本で、「(沢田健先生が難経鉄鑑の)十二原の表を見るに及び、多年の疑団が釈然として解け、著しい飛躍をされたので、常に尊重して座右に掲げ朝夕之に対していられた。」と記している、その表である。

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